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「たかがゲーム、されどゲーム!」 ~寄宿舎ゲーム大会にあたり~

 2月26日(水)、寄宿舎において「ゲーム大会」が開催されました。
 ゲームは、大手ゲームメーカーの対戦アクションゲームであります。予選会があり、敗者復活戦から勝ち上がった1名を含めた8名の決勝ラウンドでした。
 どの闘いも熾烈であり、好試合の連続でした。何より生徒たちの熱心さ、熱量を感じるものでした。それだけ入り込んでいますので、入念な準備をしてきたことが伺えます。
 この大会に備えて、朝夕の自由時間に練習を重ねていたそうです。ですので、お互いの努力、頑張りを知っているのか、闘いが終わると自然にお互いに健闘を讃え合うのです。
 
 私は参観していて、一種のカルチャーショックを受けました。スポーツ(運動)において、最近これほど心から戦いが終わった後に、健闘を讃え合うだろうか。疑問を感じました。たかがゲームですが、一生懸命さとお互いを尊重し合う精神があったのです。
 
 このゲーム大会は、生徒からの声をきっかけに企画されたようです。日頃より、寄宿舎生活をより良いものにする自治的活動の充実を図ってきました。このゲーム大会は、その一つの形でもあります。
 
 決勝ラウンドの選手は、自ら来てほしい、応援してほしい方々に「ゴールデンチケット」(写真)を配りにいきました。そのかいもあり、会場であるラウンジには、多くの参観者が訪れ、大変盛り上がりました。

 結果は3年生が意地を見せ、1年生を破り優勝。卒業前の大きな思い出を創ることができました。

 参加した全選手の清々しい姿に、私は「たかがゲーム、されどゲーム」という思いを強くしたのです。

 

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