「生徒主体の、自分たちでつくる体育祭」の開催

   過日(6月17日)、令和6年度体育祭が行われました。

 今年度の体育祭は、競技内容を変更したり、競技の準備や後片付けも生徒たちが行ったりと、例年以上に「生徒主体の、自分たちでつくる体育祭」を目指しました。
 今年度の体育祭のテーマは、「百花繚乱~今養の英雄よ 輝きの舞台へ~」です。これには「頑張った成果をたくさん出して、みんなで輝こう」の気持ちが込められているということです。生徒たちは、このテーマのとおり、これまでの準備や練習の中で、全力(ベスト)を尽くしてくれました。

 当日は、天候にも恵まれ、多くの保護者や地域、来賓の方々が応援にお越しいただきました。私は、生徒たちに開会式で次のような話をしました。
 「頑張った成果は目に見えるものばかりではありません。速く走れた、何位になった、勝った、数多く跳べたといった結果に残る、目に見える成果ばかりではありません。結果に表れない、目に見えない成果もあります。例えば、友達・仲間を応援した、励ました、チームをまとめた、競技の準備を頑張った、最後まであきらめなかったといった成果もあります。皆さんには、このような結果に表れない、目に見えない成果を大切にする人になってほしいと思います。ですので、本日は、目に見える成果も目に見えない成果も、一つでも二つでも発揮してください。」
 そして、3年生には、「本校での最後の体育祭となります。どんな状況や環境でも全力(ベスト)を尽くし、最後までやり抜くという、本校の伝統も思う存分発揮してください。」

 この言葉のとおり、生徒たちは全力プレーで、個々の生徒が多くの成果を出してくれました。今年度は例年以上に「生徒主体の、自分たちでつくる体育祭」ということで、生徒たち自身が、動き、考え、相談しなければなりませんでした。ですので、生徒たちの多くの声が聞こえてきました。学年を超えて応援する声、教え合う声、相談する声、息を合わせる声等々です。正に、「生徒主体の、自分たちでつくる体育祭」となりました。

 当日は、生徒たちに温かい御声援と拍手をいただき、誠にありがとうございました。御来校いただきました全ての皆様に感謝申し上げます。