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2024年7月の記事一覧

町民体育祭への参加~地域から愛され・必要とされる学校へ~

 町民体育祭1 町民体育祭2

 

 先日、今金町の「町民体育祭」が行われました。
 本校より希望する生徒と有志の教職員が参加しました。

 町の方々が趣向を凝らした競技種目に、生徒たちは、教職員や町民の方々と協力しながら取り組んでいました。このように町民の方々との交流の機会をもてたこと、生徒たちにとっても貴重な機会となりました。

 また、町長や自治会町内会連合会長等からは、町の体育祭への参加と協力に対して感謝の言葉をいただいています。

 本校にとって町との関係はなくてはならないものですが、持続可能な関係となるためにはWin-Winの関係(双方が利益を享受できる関係)でなければならないと考えています。そのためには、本校が地域から愛され・必要とされる学校となるよう、今後も取り組んでまいります。

日頃の生活や学習の成果~2学年宿泊研修から~

 

2学年の宿泊研修が7月9日~11日に行われました。
私も引率責任者として同行しました。
何より印象的であったのが、ネイパル森の職員の方の言葉です。

ネイパル森には、1日目野外炊飯やレクレーションなどを行い、1泊しました。
「今シーズン一番の学校です。テキパキした行動、協力して役割分担による炊事、準備、片付け、掃除。そして、もっと関わりたいと思わせる言動」という外部の評価をいただきました。これは、日頃の学校や寄宿舎での生活や学習の成果です。校長として、とてもうれしいことでした。                             

やはり普段の生活が外に出たときに表れます。これは今後の現場実習や就労にもつながります。普段の生活、つまり、学校生活や家庭生活が大切ということです。逆を言えば、普段できないことはできません。普段から生徒たちが、必要なことを自然に、当たり前にできるようにしていかなければいけないと、引率した教職員で共有したところです。

 

「ごちそうさまでした。とてもおいしかったです。」

トウキビ:本校ビニールハウス 

 生徒たちの「実り」を食しました。

 先日、校内でとうきびの販売がありました。
 ちょうど、とうきびは今が旬です。
 このとうきびは、本校の農場(ビニールハウス)で収穫されたものです。
 立派に実る姿に、思わず「おいしそう!」、「あまそう!」という言葉が出てしまいました。それくらい立派に収穫されたものです。

 ここまで育つには、農業科の生徒が寒い日も暑い日も、丁寧に作業をしてきたからです。立派にその実りとして表れています。

 校長室に生産品を持参した2年農業科の生徒たちのどこか誇らしげな表情が印象的でした。

「ごちそうさまでした。とてもおいしかったです。」

教職員の意欲的な研修

   前回のグループ協議②        前回のグループ協議より①  

 

 過日、教職員による校内学習会(研修)が開催されました。
 教職員の意欲的で、主体的な研修が展開されていました。
 
 研修は、教職員個々が自らの指導力を磨くことで、生徒等への指導の充実を目指すことです。延いては、学校としての指導力や教育力の向上につながることから、学校力=研修力と言われます。
 
 この日の研修のテーマは、「作業学習、現場実習、進路指導」でした。グループ内で、それぞれがテーマに沿った自分の意見を表現し、議論し、自らの見識等を高めていくことを目指します。

 夏季休業に入ると、教職員はそれぞれ個々の課題に応じて、外部の研修会や研究大会に参加して、自らの資質・能力の向上を図ります。それが、生徒への教育活動の充実に資することになるのです。

  

年度初めからの「勝負の3ヶ月」を終えて

     農場Ⅰ  農場Ⅱ  農場Ⅲ

   

 令和6年度も早いもので7月を迎えました。
 4月の年度当初から、私は教職員に「ホームルーム経営や組織体制の確立にとって、初めの3ヶ月が大切」であること、つまり「勝負の3ヶ月」であることを話してきました。

 その3ヶ月を終え、各ホームルーム担任や学年スタッフ、分掌部長等は、生徒との関係性やホームルームの状況、各部署の連携体制(報告・連絡・相談・確認)、指示系統の確立を振り返る時期となりました。

 それらが良い状況にあるのか、不十分であるのか、不十分であれば何が課題なのか等々、振り返りを経て、次の段階である組織の軌道修正に入ります。

 1学期も残り1ヶ月弱となりました。生徒たちが安心安全な中で有意義な活動が展開できるよう教職員一同で取り組んでまいります。