模擬株式会社の活動記録

令和5年度 模擬株学習会

11月8日(水)に模擬株式会社学習会が行われました。今年度は、社会福祉法人函館恵愛会の喜久川三希子様、齊藤公則様、渡辺敦輝様の3名の方に講師をお願いし、全校生徒を対象にお話をいただきました。「自分達の成長のために」と題して、①函館恵愛会について、②就労継続支援と就労移行支援について、③就労継続支援A型で働くことについて、④働く上で必要なチカラについて、⑤高校生活で身に付けたいことなどについてお話をいただきました。そのなかの自分たちが成長していくための10カ条は生徒の印象に強く残ったようでした。難しいことはありませんでしたが、それを意識すること、続けていくことが大切なのだと言うことが生徒の感想から見て取れました。例えば、「だって」は言わない。いいわけだから。文句は言わないで、意見を言おう。努力はした方がよい。努力は、いつか、きっと、どこかで報われるから。とても大切なことをお話しいただきました。 

○一般就労ができるように苦手なことでも最後まで取り組みたいです。(1年生)
○卒業生が頑張っていると聞いてすごいなと思いました。(1年生)
○失敗したとしても、何度もチャレンジして取り組むことを学びました。(2年生)
○10カ条の中で、「感謝の気持ちを伝えよう」と聞いて、感謝の気持ちを伝えることが苦手なので頑張ってみたいと思いました。(3年生)
○人生を楽しく過ごしていくための10カ条がとても勉強になりました。努力を続けていきます。(3年生)
○自分の失敗や先生や他の人たちからの意見や注意を素直に聞き、どうすれば良かったかを考えられるように生活していきたいと思います。(3年生)
 合わせて、本校卒業生ともオンラインでつなぎ、仕事や生活の様子を話していただきました。仕事は大変でも自分の楽しみをもち、充実した生活ぶりを報告していただきました。最後にサプライズで本校に籍を置き、この4月からJICAで中南米セントルシアに派遣されている先生ともオンラインでつなぎ、派遣国の生活や学校の現状についてもお話をいただきました。生徒は外国で頑張っている元気な姿に懐かしさをかみしめていたようでした。

 

ふるさと納税返礼品の検討

 今金町のふるさと納税返礼品の内容検討を行いました。注文数を増やすためのアイディアを皆で検討し合い、委員がそれぞれの所属学科の生産品の中から、返礼品にふさわしいものの候補を出し合いました。今後、魅力的な返礼品になるような組み合わせを考えていきます。注文数を増やす方策に体験型の返礼品を出すことやポスター掲示をするといった今までにないアイディアが出てきました。

 

農業科 マスク再生マルチの取り組み

 農業科ではSDGsの取り組みの一環としてマスク再生マルチの活用に取り組んでいます。コロナ禍で国から配布された大量のマスクを解体し縫製、黒く染色し作物栽培に使用できないか模索しています。マスクの加工は家庭総合科で行いました。昨年はトマト数本で試しましたが、今年は一部改良し、うね半分を再生マルチで覆いました。トマトの生育にどう影響するのか見ていきたいと思います。

 

模擬株総会(株主総会)

  年度始めの総会が行われました。委員長からは、模擬株の活動には全生徒の協力をお願いしますという挨拶がありました。それにつづいて、昨年までの活動の紹介、今年度の活動の内容、学科の活動の紹介を行いました。総会の中で定款の改正についての提案があり、株主(生徒)の拍手で承認されました。この改正によって、仕入れ販売にかかわる出資金の協力をPTAの他にも後援会からもいただけることになりました。充実した活動ができるように、後援会からの出資金についても有意義に活用したいと思います。

 

農業科 檜山北高との合同花壇整備

5月30日(火)檜山北高と合同で今金小学校前の花壇整備を行いました。今回の目標として、私は人との関わりが苦手なので作業中の報告・連絡・相談を意識しましたが、北高生と目を合わせることがあまりできなかったので、日頃の学校生活で直していき、将来につなげていきたいと感想がありました。(3年生)