模擬株式会社の活動記録

模擬株式会社

 第5回目の委員会では、1学期終業式が26日に予定されていますが、コロナ前は恒例のPTA行事(焼き肉会)を実施していました。コロナも落ちついたこともあり、行事を復活することも考えましたが、屋外実施であり、近年の猛暑を受け焼き肉会から納涼会へと今年度は変更しました。1学期を振り返った各学年からの行事クイズと納涼(アイス)を楽しむ会を計画。当日は模擬株委員が進行を行うため、司会の分担と練習を行いました。また、ふるさと納税返礼品について各学科コラボする製品の検討を行いました。

 

模擬株委員会

今年度のふるさと納税返礼品について、各学科で意見を出し合い検討しました。
また、コロナで中止になっていたPTAとの交流が復活。1学期の終業式後にPTAとの交流を目的とした「納涼会」を実施することになりました。その際、1学期を振り返った各学年行事のクイズ、納涼するアイスの総選挙を模擬株委員で行いました。

 

令和5年度 模擬株学習会

11月8日(水)に模擬株式会社学習会が行われました。今年度は、社会福祉法人函館恵愛会の喜久川三希子様、齊藤公則様、渡辺敦輝様の3名の方に講師をお願いし、全校生徒を対象にお話をいただきました。「自分達の成長のために」と題して、①函館恵愛会について、②就労継続支援と就労移行支援について、③就労継続支援A型で働くことについて、④働く上で必要なチカラについて、⑤高校生活で身に付けたいことなどについてお話をいただきました。そのなかの自分たちが成長していくための10カ条は生徒の印象に強く残ったようでした。難しいことはありませんでしたが、それを意識すること、続けていくことが大切なのだと言うことが生徒の感想から見て取れました。例えば、「だって」は言わない。いいわけだから。文句は言わないで、意見を言おう。努力はした方がよい。努力は、いつか、きっと、どこかで報われるから。とても大切なことをお話しいただきました。 

○一般就労ができるように苦手なことでも最後まで取り組みたいです。(1年生)
○卒業生が頑張っていると聞いてすごいなと思いました。(1年生)
○失敗したとしても、何度もチャレンジして取り組むことを学びました。(2年生)
○10カ条の中で、「感謝の気持ちを伝えよう」と聞いて、感謝の気持ちを伝えることが苦手なので頑張ってみたいと思いました。(3年生)
○人生を楽しく過ごしていくための10カ条がとても勉強になりました。努力を続けていきます。(3年生)
○自分の失敗や先生や他の人たちからの意見や注意を素直に聞き、どうすれば良かったかを考えられるように生活していきたいと思います。(3年生)
 合わせて、本校卒業生ともオンラインでつなぎ、仕事や生活の様子を話していただきました。仕事は大変でも自分の楽しみをもち、充実した生活ぶりを報告していただきました。最後にサプライズで本校に籍を置き、この4月からJICAで中南米セントルシアに派遣されている先生ともオンラインでつなぎ、派遣国の生活や学校の現状についてもお話をいただきました。生徒は外国で頑張っている元気な姿に懐かしさをかみしめていたようでした。

 

ふるさと納税返礼品の検討

 今金町のふるさと納税返礼品の内容検討を行いました。注文数を増やすためのアイディアを皆で検討し合い、委員がそれぞれの所属学科の生産品の中から、返礼品にふさわしいものの候補を出し合いました。今後、魅力的な返礼品になるような組み合わせを考えていきます。注文数を増やす方策に体験型の返礼品を出すことやポスター掲示をするといった今までにないアイディアが出てきました。

 

農業科 マスク再生マルチの取り組み

 農業科ではSDGsの取り組みの一環としてマスク再生マルチの活用に取り組んでいます。コロナ禍で国から配布された大量のマスクを解体し縫製、黒く染色し作物栽培に使用できないか模索しています。マスクの加工は家庭総合科で行いました。昨年はトマト数本で試しましたが、今年は一部改良し、うね半分を再生マルチで覆いました。トマトの生育にどう影響するのか見ていきたいと思います。