校長だより
「ごちそうさまでした。とてもおいしかったです。」
生徒たちの「実り」を食しました。
先日、校内でとうきびの販売がありました。
ちょうど、とうきびは今が旬です。
このとうきびは、本校の農場(ビニールハウス)で収穫されたものです。
立派に実る姿に、思わず「おいしそう!」、「あまそう!」という言葉が出てしまいました。それくらい立派に収穫されたものです。
ここまで育つには、農業科の生徒が寒い日も暑い日も、丁寧に作業をしてきたからです。立派にその実りとして表れています。
校長室に生産品を持参した2年農業科の生徒たちのどこか誇らしげな表情が印象的でした。
「ごちそうさまでした。とてもおいしかったです。」
教職員の意欲的な研修
過日、教職員による校内学習会(研修)が開催されました。
教職員の意欲的で、主体的な研修が展開されていました。
研修は、教職員個々が自らの指導力を磨くことで、生徒等への指導の充実を目指すことです。延いては、学校としての指導力や教育力の向上につながることから、学校力=研修力と言われます。
この日の研修のテーマは、「作業学習、現場実習、進路指導」でした。グループ内で、それぞれがテーマに沿った自分の意見を表現し、議論し、自らの見識等を高めていくことを目指します。
夏季休業に入ると、教職員はそれぞれ個々の課題に応じて、外部の研修会や研究大会に参加して、自らの資質・能力の向上を図ります。それが、生徒への教育活動の充実に資することになるのです。
年度初めからの「勝負の3ヶ月」を終えて
令和6年度も早いもので7月を迎えました。
4月の年度当初から、私は教職員に「ホームルーム経営や組織体制の確立にとって、初めの3ヶ月が大切」であること、つまり「勝負の3ヶ月」であることを話してきました。
その3ヶ月を終え、各ホームルーム担任や学年スタッフ、分掌部長等は、生徒との関係性やホームルームの状況、各部署の連携体制(報告・連絡・相談・確認)、指示系統の確立を振り返る時期となりました。
それらが良い状況にあるのか、不十分であるのか、不十分であれば何が課題なのか等々、振り返りを経て、次の段階である組織の軌道修正に入ります。
1学期も残り1ヶ月弱となりました。生徒たちが安心安全な中で有意義な活動が展開できるよう教職員一同で取り組んでまいります。
「生徒主体の、自分たちでつくる体育祭」の開催
過日(6月17日)、令和6年度体育祭が行われました。
今年度の体育祭は、競技内容を変更したり、競技の準備や後片付けも生徒たちが行ったりと、例年以上に「生徒主体の、自分たちでつくる体育祭」を目指しました。
今年度の体育祭のテーマは、「百花繚乱~今養の英雄よ 輝きの舞台へ~」です。これには「頑張った成果をたくさん出して、みんなで輝こう」の気持ちが込められているということです。生徒たちは、このテーマのとおり、これまでの準備や練習の中で、全力(ベスト)を尽くしてくれました。
当日は、天候にも恵まれ、多くの保護者や地域、来賓の方々が応援にお越しいただきました。私は、生徒たちに開会式で次のような話をしました。
「頑張った成果は目に見えるものばかりではありません。速く走れた、何位になった、勝った、数多く跳べたといった結果に残る、目に見える成果ばかりではありません。結果に表れない、目に見えない成果もあります。例えば、友達・仲間を応援した、励ました、チームをまとめた、競技の準備を頑張った、最後まであきらめなかったといった成果もあります。皆さんには、このような結果に表れない、目に見えない成果を大切にする人になってほしいと思います。ですので、本日は、目に見える成果も目に見えない成果も、一つでも二つでも発揮してください。」
そして、3年生には、「本校での最後の体育祭となります。どんな状況や環境でも全力(ベスト)を尽くし、最後までやり抜くという、本校の伝統も思う存分発揮してください。」
この言葉のとおり、生徒たちは全力プレーで、個々の生徒が多くの成果を出してくれました。今年度は例年以上に「生徒主体の、自分たちでつくる体育祭」ということで、生徒たち自身が、動き、考え、相談しなければなりませんでした。ですので、生徒たちの多くの声が聞こえてきました。学年を超えて応援する声、教え合う声、相談する声、息を合わせる声等々です。正に、「生徒主体の、自分たちでつくる体育祭」となりました。
当日は、生徒たちに温かい御声援と拍手をいただき、誠にありがとうございました。御来校いただきました全ての皆様に感謝申し上げます。
生徒主体の体育祭へ
6月17日の体育祭に向け、「総練習」が行われました。
今年度の体育祭は、競技内容を変更したり、競技の準備や後片付けも生徒たちが行ったりと、例年以上に生徒主体の、自分たちでつくる体育祭を目指しています。
朝方の雨を受け、グラウンドのコンデションは良いとはいえませんでしたが、生徒個々がベストを尽くし、それぞれが成果を出していました。その成果は結果として表れる成果ばかりではなく、結果には表れない成果も含みます。
私は何よりも生徒たちの声がよく出ていたと思います。応援する声、相談する声、教え合う声、息を合わせる声等々、これも大切な成果です。これらをしっかり生徒たちに意味付け、価値付けをしてあげるのが、我々大人(教職員)の使命と、改めて感じました。
さらに、生徒主体での準備・後片付けも、自分たちでつくる体育祭の取組です。これまでは、教職員が準備や片付けをしていたところを生徒たちが行います。まだスムーズにはいきませんが、生徒たちの顔を見ると充実感が読み取れます。体育祭当日までに生徒に任せる部分と教職員主導の部分との線引きを確認し、できる限りスムーズな進行となるように取り組みます。
体育祭当日(17日)、生徒たちは、保護者や地域の方々への日頃の感謝の気持ちも込めて競技を行います。多くの保護者や地域、関係機関の皆様の御来校を心よりお待ちしています。
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